Ruby札幌のUstream環境


Ruby札幌では勉強会をUstream配信しています。勉強会の配信には特有のノウハウが必要で、少しずつ蓄積されてきたように思われますので、ここでまとめておきます。

第1回

録画

まず、記念すべき第1回の配信はRuby&Rails入門講習(10名程度の実習形式の勉強会)で、 id:mrkn さんがゲリラ的にしてくれました。

のマイク

机の上に置いていたので、画面の文字が少し読みにくい状況でした。実習形式ということで、画面に動きが無く「放送事故」などと書かれたり(笑)、窓の外のカラスの鳴き声がかなり大きく配信されていたようです。

それでも、会場に来れない方とも会の雰囲気を共有する事ができました。

第2回

録画

第2回の配信は、Ruby勉強会@札幌-5 で行いました。勉強会は3人の発表者が順番にKeynote(+デモ)を使って発表するという形式でした。前回の配信で可能性をバリバリ感じたので、機材を借りるなどしてできる限りの装備で挑みました。

最終的には、

という状態で配信されました(マイクアンプは入れてみたけど要らなかったような)。配信のクオリティは高かったようで好評でした。ちなみにこのときの私の荷物は12kg程度でした。これはしんどいので次回はもう少しコンパクトにいきたいという感じで終わりました。会場側にはマイクを用意してなかったので、質疑の音は十分には拾えませんでした。

質疑中にUstreamで参加している方とのインタラクションもあり、とても楽しめました。また、この会は私も発表していたので、録画をあとで見返して反省材料にできました(かなり聞きにくい喋り方でした。改善したい・・・)。

このとき、Ustreamで配信されているスクリーンに会場のWEPキーを投影しそうになってしまいました。会場で共有されるべき情報、配信してはまずい情報について、きちんと意識しなければならないなと痛感しました。

第3回

スライド 会場の様子

第3回はRuby&Rails入門講習の第2回目でした(前回と同様10名程度の実習形式)。今回は、スクリーンに映すべき資料が発表者のPC一台で閉じていたので、そのPCにCamTwitを入れてスクリーン配信の専用とし、会場の全景を

Logicool QCAM-200Sで撮影することにしました。そうこうしているうち、あっという間に june29さん が二画面を同時表示+chatなhtmlを作ってくれました。これがとても快適でした。

ただ、この方式では、発表者が複数の場合にスクリーンキャプチャを配信するツール(MacならCamTwist、WindowsならManyCamでできるのでしょうか)を各発表者に入れなければなりません。また、チャンネルを途中で切り替える等の操作も必要になります。Ustreamの複数チャネルを切り替えて送出できるツールがあると良いかもしれません。元気が出たら Railsで作ってみたいところ。

ちなみに、Logicool QCAM-200S でスクリーンを撮影して配信することも試みました。しかし、

という条件を満たす位置にカメラを設置するのは難しいとの判断に至りました。次回以降も検討、改善が必要と思われます。

機材

系1: プレゼン画面
系2: 会場の映像

Logicool QCAM-200S のマイクは感度が良いようで、会場後ろに立ててありましたが、前の方で喋っている人の声も拾えているようでした。

Logicool QCAM-200SRuby&Rails入門講座 第2回 全景

告知の方法

告知は主にRubyist SNS、twitterを経由して行いました。ただ、URLを直前に公開することになってしまい、ちょっとバタバタしました。配信のフロントURLを前もって公開しておいて、そこにあとからUstをpublishするというやり方ができるといいなと思いました。

ちなみに

iSight (内蔵型ではないもの)では、オートフォーカスが少し距離のある位置にあるスクリーンに合わないようで、フォーカスが動き続けるという問題がありました。ソフトウェアからフォーカスを固定できればよさそうなのですが。

追伸

Review&Fixしてくださった id:noplans さん、june29さんに感謝!

その他、Ustreamで勉強会配信を行っている方と情報を共有できればと思っております。何かありましたらコメント等をいただければ。